I・H

2011/04/01

製造部 
生産技術課

【プロフィール】
高校では美術を専攻していたが、そのような中モノづくりに興味を持ち、「ものつくり大学」を卒業した後に新卒で日本ギア工業に入社。2度の育児休業を経て、子育てをしながら生産技術課で活躍。

大学時代に培った機械加工技術を活かし、生産技術の道へ

生産技術者として幅広い業務を担当

大学時代は、研究室と実習室での自主製作に力を入れていました。専攻分野は機械加工技術で、汎用旋盤を中心に、フライス盤、マシニングセンタ、溶接、レーザー加工など、一通りの加工技術を習得しました。
就職活動の際、自社内に製造工場を持っており、かつ女性でも現場作業に携われる会社を条件に探しました。複数社から内定を頂いていましたが、旧社章の「Gマーク」がカッコよかったため、日本ギア工業に入社を決めました。
現在は生産技術課に所属しています。仕事内容は主に、製造における治工具の設計製作、加工工順の改善や検討、新規設備の導入立上など、生産技術における幅広い業務を担当しています。


 

2度の育児休業を経て、子育てと仕事を両立

現在、生産技術課で業務を行いながら、7歳と4歳になる子供の子育てをしています。日本ギア工業に入社後、2度の育児休業を取得しました。育児と仕事の両立に理解がある職場で、休業中には課のメンバーに業務をフォローしてもらうことが出来て、非常にありがたかったです。

業務を通じて理論を実践していく

生産技術の仕事の1つに、製造部の作業者が効率的に作業できる治具や工順・工程を設計製作するという仕事があります。これらの仕事をする上で必要な、熱変形や材料の強度などの理論は、学生時代に勉強しましたが、知識として「知っている」レベルでした。ですが、実際に作業者の方と話をしたり、自分も作業場に入り込んで作業をしたり、治工具の設計製作・テスト等を実施することで、理論がどのように仕事で活かされるのか、実践を通じて理解を深めることができ、「知っている」から「使える」知識にレベルアップできました。
仕事をしていく中で培った技術を基に、現在も製造工程の改善のために仕事をしており、これからも、作業者の方々から信頼される生産技術者として活躍していきたいです。
 

 

製造部のメンバーからもらう感謝がやりがいに

仕事での一番のやりがいは、製造部のメンバーからの感謝です。「工程の作業時間を短くしたい」、「もっと簡単に作業できるようにしたい」など、製造部から直接依頼が来ます。改善活動がうまくいくと直接感謝の言葉をもらえるので、それがやりがいに直結します。
 

最新の加工技術に触れ、生産技術者として更なるレベルアップを目指す

世の中では、機械加工の最新技術がどんどん開発されており、弊社でもそれらをうまく活用して、より効率の良い生産活動を行っていかなければなりません。将来的には、そのような最新技術を現在の工程に取り込むような仕事に携わりたいと思っています。