Y・S

2021/04/01

生産管理部
生産資材一課 海外購買担当

【プロフィール】
大学を卒業後、新卒で日本ギア工業に就職。生産資材一課の海外購買担当として、語学力とコミュニケーション力を活かし、数ヶ国のサプライヤーと取引をしている。

世界を舞台に社会貢献できる会社
語学力を活かして、海外のサプライヤーと価格交渉を行う

世界を舞台にして人とつながり、社会貢献できる会社

私は中国で生まれ育ち、オーストラリアの留学など、さまざまな国での生活を経験してきました。英語を母国語とする友人も多く、大学時代からグローバルな視点を持って、世界中の人とつながってきました。
父がベアリングの仕事をやっている関係で、子どもの頃からものづくりの業界を見てきました。そのため、海外留学経験で培ったコミュニケーション力と語学力、ものづくりへの理解力を活かして、仕事がしたいと思っていました。
また、私はもともと日本に興味があり、大学も日本語科で学びました。日本の企業には、他の国にはない「匠の技」があります。道を究めるという考え方があるので、学生時代から日本企業に就職したいと思っていました。
日本ギア工業に就職したのは、世界を舞台にしていろいろな人とつながり、社会貢献できる会社だと思ったからです。親の仕事の影響で、学生時代から国際貿易の勉強をしていたので、その知識も活かせると思いました。

 

安くて性能のいい部品を海外から調達し、利益の最大化に努める

現在は生産資材一課の海外購買担当として、海外調達の仕事をしています。安くて性能のいい部品を海外から購入し、生産が始まる前に納入する仕事です。
部品を購入する際には、コストダウンのための値下げ交渉や品質改善のための努力も行い、より良い製品を提供して会社の利益を最大化できるように努めています。
現在担当しているのは、韓国・インド・アメリカ・中国・台湾・ドイツ・スペインなどの国です。言語は英語・中国語・日本語を使って話しますが、メインのサプライヤーは韓国なので、韓国語も勉強中です。やはりその国の言葉で話せると、よりコミュニケーションを深めることができます。

 

わからないことは技術課や検査課、周りの先輩などに聞いて覚える

朝出社すると朝礼があり、その日の予定を報告します。部長からのミッションを受け取って、スケジュールに組み込み、仕事をスタートします。私が担当している国は、時差があるところが多いので、朝と夕のメールチェックは欠かせません。
午前中は会議に参加したり、サプライヤーに電話をして納期を確認したりします。午後は発注業務や、送金業務などを行います。
サプライヤーの開拓や、価格交渉などの仕事もあります。海外のさまざまな国の中から、より品質のいい部品を安く購入できるところを探し、値引き交渉をするなど、コストダウン活動を行っています。
私は文系出身なので、製品の技術的なことでわからない点は、たくさんあります。そんなときは、何度も技術課や検査課に足を運んで質問し、知識を深めるようにしています。現場の方々や周りの先輩方が、とても親切に指導をしてくださるので、安心して相談することができます。

 

いいものを安く調達できたときに、達成感を強く感じる

海外調達業務は会社の利益と直結している仕事なので、いいものを安く調達できたときには、達成感を強く感じますね。検査課の社員から「この部品は品質がいいね」と褒められることもあり、そんなときはとても嬉しいです。
世界中のサプライヤーと接触しているうちに、発注成果を通して、自分の価値を認めていただけるようになりました。これは自分にとって、最大のモチベーションになっています。
コロナ禍による渡航の規制も緩和されてきたので、来年は海外に出張して工場見学や案件相談、検査立会などができると楽しみにしています。
今後は既存部品の調達だけでなく、発電所や水門関連の部品などにも幅を広げ、全力で営業をしたいと思っています。