メカチームのリーダーとしてマネジメントをしつつ、
自身も技術プレイヤーとして最先端の技術を開発

日本ギア工業がメカニカルな製品を製作している点に、興味を抱いた

私は自動車業界や家電メーカー、検査機器メーカーなど、大手企業数社の機械設計者として、主に新規開発の業務に携わってきました。
新規開発を行うにあたっては、まず市場のニーズを調査するなど、デスクワーク以外の仕事も数多くあります。「０」から開発の一連の業務を経験したことで、幅広い視野での構想力、検討力を評価され、前職ではプロジェクトリーダーをやっておりました。
日本ギア工業に転職した理由は、前職が単身赴任だったので、自宅から通える会社を探していたというのもありますが、日本ギア工業の扱う製品に興味を抱いたのも大きな理由です。
昨今は電子制御の製品がとても多い中、日本ギア工業ではメカニカルな製品を製作しています。アクチュエータも機械式で、重要なインフラ設備の制御をしており、ここなら技術者としてより一層スキルを向上できると思い、転職しました。

目標が困難であればあるほど、完成したときの喜びは大きい

現在は技術部開発課で、新製品の開発業務を行っています。開発品のプロジェクトマネージャーとして、製品の仕様決めから構想・設計・コスト管理・スケジュール管理・部下の設計指導まで、幅広い業務を任されています。
現在は日本ギア工業としては初めてに近い、新規自社設計製品の開発に取り組んでいます。量産スケジュールに沿ったベンチマークに対して、大幅なコスト競争力があるものを作るのがミッションです。
この仕事のやりがいは、やはりメカの設計なので、製品が完成したときが一番嬉しいですね。自分が設計した製品が形になり、機能や性能が狙った通りにできると、技術者として大きなやりがいを感じます。仕様が厳しく、ターゲットや目標が困難であればあるほど、完成したときの喜びは大きいですよ。この感動は、技術者にとって何ものにも代え難いものがあります。
製品が完成したときだけでなく、作り上げていく過程もまた、面白いです。自分の考えたロジックが正しいかどうかを、何度も試作をして検証したり、チームで力を合わせてものづくりをする課程はとても楽しいです。