社風・マインド

変革の途中 更なる成長に向けて

私たち日本ギア工業ほど、今と昔で社風が大幅に変わった会社は無いと自負しています。Wikipediaに「主に原子力発電所向けにバルブ開閉装置を収めているメーカーである」との記載がある通り、日本ギア工業は1960年代に原子力発電所市場に進出し、原子力発電所向けのバルブアクチュエータに特化したメーカーとなりました。インフラに関わる重要部品であるため、技術力は高く品質の良い製品を安定的に供給することで、信頼性の高い企業としての地位を築くことができました。ただし、変化の早い時代に追いつき追い越すためには、新たな風を社内に吹かせる必要がありました。 

 

改革・改善を続けられる体制へ

その風を吹かせるため、2015年に経営陣が交代しました。上場企業において敵対的買収が成功した例は非常に少ないため、様々な印象を持たれます。ただ、実際は新たな経営側からのトップダウンと社員側からのボトムアップの双方を大切にしながら、様々な改革・改善を続けられる体制を全社的に目指しています。事実、様々なプロジェクトが立ち上がり、一つ一つの仕事のやり方というミクロな部分からマクロな部分まで、改善を進めています。

 

「大手企業の安定」と「ベンチャー企業のスピード感」

現在は既存のインフラ産業向けの製品販売による安定した経営基盤を維持しながらも、原子力発電所以外の市場にも製品を拡販しており、また新製品の開発や新規事業の創出活動も同時並行で行っており、アグレッシブな体制となっています。「現状に満足しない」「もっと良くなる」という改善意識が社員一人ひとりに浸透し、営業部門は新規顧客開拓、製造部門や購買部門の原価低減活動、技術部門の新製品開発やVEVA等、会社をより良くするための行動を全社的に取れるようになっています。 

それを後押ししているのが、経営陣との距離感の近さです。弊社の経営陣は利益を上げるための改善や改革には非常に前向きですので、決裁や判断のスピードが非常に速く、検討から実行までのスピードが他社にはない特徴となっています。 

「大手企業の安定」と「ベンチャー企業のアグレッシブなスピード感」の双方を実現できます。