"産業を動かす製品"で暮らしを豊かに
中でも人の生活に欠かせないインフラと密接に関わっています。
1. 業界トップシェアでインフラを支える
「バルブアクチュエータ」
バルブアクチュエータは、発電プラントや水処理プラント、石油ガスプラント、化学プラント等の配管の中を流れるユーティリティ(流体や気体等)の流れや流量を制御する装置です。ユーティリティはプラントが稼働する上での血液のようなもので、その制御には非常に高度な精度が求められます。日本ギアでは、米国のフローサーブ社との技術提携による国産化から約50年、バルブアクチュエータを各種産業向けに販売しており、かつ全国に駐在しているサービスエンジニアによるアフターサービス体制により、国内で絶大な信頼を得ています。国内だけでなく、海外マーケット向けに、競合他社よりも機能面・コスト面・納期面で競争力のある新製品開発にも注力しており、まだまだ伸び代の大きい製品です。
2. 日本国内のパイオニア
「スクリュージャッキ」
1970年代に国内で初めて本格的にシリーズ化を成し遂げた日本ギア工業のジャッキは、多様な産業界を文字通り力強く支え続けて参りました。主に重量物を昇降させたり、支えたりする用途で使用され、セルフロック機構を用いた安全性や、昇降の位置精度が高く評価されています。ジャッキは各種装置の部品として使用されることが多いため、工作機械や半導体製造装置、試験機、航空機や鉄道車両の整備用昇降機、各種工場の生産設備等、幅広い産業がお客様となっています。お客様の用途や状況に合わせた特殊品の生産も行っており、様々なニーズにお応えすることができます。
3. 高精度な加工技術「歯車」
日本ギア工業は創業当時、自動車部品としての歯車メーカーでした。現在もその技術を活かし、高精度な歯車を製造・販売しています。歯車は様々な装置の動力伝達に用いられますが、必ず歯同士が噛み合って動くため、高い強度や靭性、また静音性が求められます。新たな加工設備の導入や生産技術の開発により製造可能となった高精度歯車は、加工や熱処理を含め、自社で一気通貫した製造体制を確保しています。
4. 低振動・低騒音・長寿命で絶大な信頼「撹拌機」
主にお客様のプラント内において、タンクの中の流体を掻き混ぜるために用いられる撹拌機。流体の粘度や性質によってお客様のニーズは様々ですが、日本ギア工業は、そのような多種多様なニーズにお応えできる設計・製造体制を確保しています。モーターを動力とした回転機械ですが、シミュレーションや解析を用いた設計や部品として使用される歯車の加工技術により、低振動・低騒音・長寿命を付加価値としています。タンクの流体攪拌だけでなく、火力発電所の排煙脱硫装置の一部にも使われており、ここでもインフラを支えています。
5. その他歯車装置
冷却塔向け等、各種減速機や増速機、また発電所で使用されるターニング装置の部品を製造・販売しています。